wamo子育て自他共応援記

自分らしく前向きに。可能性は無限大!

小学校生活はまだ始まったばかりだ。

やほ!

 

今日の息子は、これまでの疲れがどっと溢れ出てしまったようです。朝の登校準備まではいつも通りだったのですが、さあ出発!のところで、行きたくないスイッチが発動!

 

一度スイッチが入ると、なかなか気持ちを切り替えるのが難しい息子ちゃん。

「疲れているから学校にいけない」「今日は家でゆっくり過ごしたい」誰もが考える、誰にでも起こりうる状況だと思うのですが、こうなった時の反応や行動に少しばかりグレーさを感じます。

結果、今日は妻に見てもらうことになりました。息子の心身の状態や妻への負担など考えると、その場しのぎな対応では、根本的な解決にもなっていないし、今後も、行き当たりばったりで対応を繰り返すのでは、何か違うのかなーと思います。

子育てにおいて悩みは尽きないとは言いますが、この悩みとの付き合い方については

長年研究されてきた信頼ある知見や、的確な情報が無いだけに、いろんなパターンを試しながら息子に合った「何か」を導き出せたらと考えています。

その「何か」が、現時点で言えることは「彼のペースに合わせる」ということです。ただ、親がそれに気づき、その特性に合った行動に移すのは大前提として、、、多様性が認められ、柔軟な社会が実現され始めているとは言え、「少数派のお困り」の良き理解者が、いつも身近に居るとも限らないので。。。

今後、彼がぶつかるであろう新たな壁を乗り越えるためにも、彼自身「自分」についてよく知ることができるよう支えていけたらと考えています。これまで、息子の特性について知る為に専門家の話を聞いたり、機関や園のススメで、WISCの検査や発達検査を受けてみようと試みた時期もあるのですが、そもそも、息子にとってはそのような環境自体がNGで、診断医に心を開くどころか、その部屋に入ることすら拒まれるため、現時点で、何かしらの「診断」を受けることは出来ておらず、「意見書」という形で、療育手帳を取得し、療育を行っている状況でした。

 

言い方は少し荒いと思いますが、子育ての常識がなかなか通用しない「特性」について、これまでに行動してきた中で、唯一、親としてしっくり来ているものがあります。それは「HSC」という特性をもつ子どもに関する記述でした。この特性は、5人に1人の割合で存在するそうなのですが、ネット上でも簡易な診断ができます。

うちの場合、23の項目中20項目が強く当てはまっていました。私自身の性格上、型にはめることは、あまり好きではありませんが、HSCという特性を知ったことで、ひとつの軸が見えた気がします。

今の私たちの接し方に当てはまっていたから、我々の行動を「正当化」するための気休めの言葉なのかもしれませんが、なんとも言い表せないこの悩みを「言語化」してくれていたので、個人的には、かなり救われています。

「HSC」は業界的にも世間一般的にもどうやらまだまだ浸透していないようですが、5人に1人という割合は、私的には意外と多いと思っています。

HSCと言っても、その程度は大小ある為、一概に「HSCだからこうすれば良い」ってものでもなく、その「特性」に気付くことがまず何より大切だと感じました。

この言葉を知り、あれこれと情報収集しているうちに出会うことのできた、素敵な本があるので、ここで紹介しておきます。先ほどの23項目の診断も、こちらの本で確認できます。

 

 

私自身、あまり読書は趣味ではない(得意ではない)のですが、ふと目にとまり、読んでみた本です。読書が苦手な自分でも子どもたちが寝た後の2日間で読むことができました!気づいたらもう150ページも読んだ?!みたいな感じでした。

これまで、専門家や知人、セミナー、ブログ、ネット、書籍などの様々な角度から息子の特性について情報を収集してきましたが、取り込んできた情報の中でうちの状況にすごくあてはまるなーと感じたのと、イラスト付きで、簡潔に、わかりやすく説明してくれているため、私がつらつらダラダラ書いているブログより、断然スーッと入ってきます。笑

とはいえ、あくまでこの本は子どもの特性を知るための「第一歩」になるものです。

実体験をもとに、あれやこれやと行動に移す私の奮闘記もぜひ今後も参考にしていただきたいですし、本ブログのどこかで共感いただけたり、同じように悩まれている保護者の方々、ご家族の方々からご意見を頂くことで、私の活動もより充実します。

 

同じような悩みを持つ仲間や経験者が、自分の中で留めてしまうことなく、子育てにおいて感じた何かしらの「モヤモヤ」をみんなで共有しあうことで迷える保護者の方々が助け合える世の中だったり教育や保育の業界発展に寄与していけるのではないかと考えております。私のブログ立ち上げに至った経緯、目標はそこにあります。

 

急にブログ立ち上げに対する熱い想いを語る記事になってしまい、なんだかよく分からない感じになってしまいましたが、子育てに関わるさまざまな立場の方からの勇気ある、貴重なご意見をお待ちしております。

 

では、また (^^♪